室屋義秀が渋谷デジタルラウンドを制覇！さらに初代シリーズチャンピオンの栄冠も獲得

最新技術を駆使した空のモータースポーツ「AIR RACE X（エアレース・エックス）」の2024年シリーズ最終戦「渋谷デジタルラウンド」が10月19日（土）に開催され、LEXUS PATHFINDER AIR RACINGの室屋義秀が予選・決勝ともに1位を獲得。完全優勝を果たし、AIR RACE X の歴史上、初となるシリーズチャンピオンの栄冠に輝きました。

AIR RACE Xでは、最高時速400km、最大重力加速度12Gの中、レース専用小型機を操るパイロットたちが、世界各地のレーストラックを実際に飛行。機体に搭載された高精度なセンサーによる誤差3cm以内のフライトデータが大会本部のサーバに集約され、そのタイムを競い合います。2シーズン目となる今季も世界中から8名のトップパイロットが参戦。5月から10月にかけて全3戦が行われました。

室屋は、シーズン開幕戦となる5月の第1戦で予選1位を記録しましたが、決勝では長年のライバルであるオーストラリアのマット・ホール選手に惜しくも敗れ、2位という結果でシーズンをスタート。しかし、9月に開催された第2戦では予選・決勝ともに完全優勝を果たし、シリーズランキングトップに躍り出ます。

迎えた最終戦「渋谷デジタルラウンド」。一つのミスでシリーズランキングが逆転される可能性もある中で、室屋はプレッシャーを感じさせない安定したフライトと攻めの姿勢で再び予選・決勝ともに1位を獲得。今シーズン、チーム全体で取り組んできた機体やパイロットサポートシステムのアップデートが実を結び、悲願だった初めてのシリーズチャンピオンタイトルを手にしました。

2024年シリーズをつうじて応援いただき、ありがとうございました！