TEAM CREWS
2009 年より、レッドブル・エアレース・ワールドチャンピオンシップに参戦している室屋義秀。世界の強豪たちが1000 分の1 秒単位で鎬を削るレースシーンにおいては、パイロット自身の進化はもちろんのこと、機体の改良面や飛行コース解析などの戦略面において、多角的かつ総合的な力が必要とされます。
2014 年より「勝てるチーム作り」を掲げ、精力的にチームの体制強化を進めて、 その戦略通り2016 年に初優勝を成し遂げ、2017 年はチームの力を結集し年間総合優勝を獲得。
新シリーズにおいても、総合優勝メンバーを招聘すると共に、チームパートナー「LEXUS」もチームオペレーションに加わった。
研究開発領域からレースオペレーション領域まで、クルマ作りやモータースポーツで培った技術を投入し、共に戦う仲間として、新たな頂を目指して進化を
続けていきます。
Pilot
室屋 義秀 (むろや よしひで)
Profile
国籍 | 日本 |
生年月日 | 1973年1月27日 |
居住地 | 福島県(日本) |
身長 | 173cm |
競技歴
- 1997年 曲技飛行選手権 スポーツマンクラスに初参戦
- 2009年 Red Bull Air Race World Championshipに初参戦
Red Bull Air Race World Championship戦績
(2009年~2019年)
- 2014年 ロヴィニ大会で初の表彰台獲得(3位)
- 2016年 千葉大会で初優勝
- 2017年 千葉大会 優勝 母国戦2連覇同年 全8戦中4戦を制し、ワールドチャンピオンタイトルを獲得
- 8大会で優勝 14回表彰台獲得 シリーズ総合ポイント:271ポイント
幼少期よりパイロットを志し、中央大学入学後、航空部でグライダーを始める。 2009年、国際航空連盟(FAI)公認の3次元モータースポーツシリーズ 「レッドブル・エアレース・ワールドチャンピオンシップ」に 初のアジア人パイロットとして参戦。
2016年千葉大会で初優勝。2017年ワールドシリーズでは全8戦中4大会を制し、 アジア人初の年間総合優勝を果たす。 モータースポーツのトップカテゴリーでの年間総合優勝はアジア初の快挙でもある。
Technical Coordinator技術コーディネーター
中江 雄亮 (なかえ ゆうすけ)
専門は「空力」。レクサスで数多くの自動車開発に従事。 チームでは、空力についてはもちろん、自動車開発で培った多様な知識と技術を機体開発に投入すべく、テクニカル・コーディネーターを務め、開発領域全般の指揮を担っている。 また、エアレースで得られた知見を“より良い”クルマづくりにフィードバック。 レースチームとレクサスのエンジニアとのパイプ役としてその能力を発揮している。
これまでの定説を覆すようなアイデアを多彩な解析で証明し、実際のレースで実証。2017年のワールドチャンピオンの獲得につながる新たな定説も作り上げた。
Team Managerチームマネジャー
トミー・サクライ
チームのマネージャーとしてチーム・オペレーションの全体を指揮。
自らもパイロットであり、その経験から、チーム・オペレーションだけではなく、 室屋のコンディション管理や競技運営との調整など、その役割は幅広い。